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南伊豆の海底に眠る『海底ワイン2021』現在順調に熟成中です。


『海底ワイン2021 PROJECT』の始動!


昨年の6月に海底から引き揚げ、素晴らしい熟成度だと高い評価をいただいた『海底ワイン2020』。ただ、初めての試みだったため、本数も少なかったので、僅かな方にしかご購入いただけませんでした。

そこで秋に新たに沈めることが決まった2021年に販売するものに関しては、ご希望の方全てのお手元に届くように、皆様からご予約を承ることにいたしました。

『海底ワイン2021』プロジェクトが、本格的に始動です。


新型コロナウイルス感染症が収束の気配をなかなか見せず、地上で生活する私達は、相変わらず様々な試練を強いられていますが、海の中は何ごともなく平穏で、ゆったりとした時間が流れています。

昨年の秋は大きな台風も襲来せず、海が荒れることもなかったので、ワインも順調に熟成しています。


今回『海底ワイン2021』として海に沈めたのは、『海の紅騎士』『海の白騎士』『海底ワインROSE SPUMANTE BRUT』『海底ワインCALDESE DI SAN MARINO』の4種類。

今年も6月に引き揚げて、1本1本丁寧に余分な汚れを落とした後、7月下旬にはご予約購入いただいた皆様のお手元にお届けいたします。

今回は、沈める前のボトルの姿と、ダイバーの方々のご協力によって海底に設置される様子を撮影していただいたので、皆様にご報告いたします。


自然のチカラだけで熟成される美味しさ


2020年11月21日、海底ワイン用の『海底貯蔵庫』のある、南伊豆の中木海岸沖合。

水圧でコルクがボトルの中に押し込まれないように、数日かけてボトルの口の部分を特殊な樹脂でロウ付けされたワインが、頑丈なスチール製のケージにぎっしりと詰められた状態で、トラックで運び込まれました。


当日は残念ながら曇り空。それでも、海の底にある海底貯蔵庫に向かうダイバーの様子や、ケージがしっかりと海底に固定される様子がわかります。この状態で、ワインたちは7ヶ月後の引き揚げまで、静かに眠りにつきました。


あとは、潮の流れ、海水のうねり、石や砂の擦れ合う振動、海に生息する様々な生き物の動きや鳴き声、水温、そして時の流れ……そういった自然の営みが、ワインを包み込み、熟成させていきます。

『海底ワイン2021』は、今、このときにしかできない美味しさに仕上がることでしょう!


あと数ヶ月……楽しみにお待ち下さい!

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