「平和とは、草花や子供がのびのびと育つこと」をコンセプトに、カラフルなお花畑に抱かれて赤ちゃんが眠る姿を描いた作品。イラストボードに、鉛筆、ポスターカラー、水彩絵具、ボールペンを使って描いたもので、“夢”や“希望”、“未来”といった活発さを、金色のペンと原色で明るく表現しています。緻密な描き込みによる繊細な表現にもこだわりが伺えます。

 

福田悠野さんは札幌出身で地元の星槎道都大学美術学部デザイン学科を2020年に卒業後、現在も北海道で中学校の美術教育スタッフをしながら、プロのアーティストを目指しています。

 

作品は子供を題材としたものが中心で、素材は鉛筆、色鉛筆、水彩絵の具を用いることが多いとか。彼女が描く世界は現実とメルヘンの境目だったり、日常と非日常といったコントラストを濃淡、明と暗、彩と影を含めた色調で表現したものが特徴です。

北海道での酪農とアートプロジェクトでのインターンシップ等にも積極的に参加し、社会との接点を持つことで経験を積み、プロのアーティストとしてのキャリアを模索中です。