みなさん、大変お待たせいたしました!
8月末に販売した、SAMMARINESE初の海底ワインの第一弾
『海底ワインROSE SPUMANTE BRUT』
『海の白騎士 CAVALIERE BIANCO』
『海底ワインCALDESE DI SAN MARINO』
の3種類の海底ワイン白ワインシリーズに続いて、いよいよ今回赤ワインとして唯一沈めた『CAVALIERE ROSSO 紅騎士』の海底ワイン、『海の紅騎士』の販売をスタートします。
『CAVALIERE ROSSO 紅騎士』がサンマリノから船便で届いたのは、昨年の12月後半。
12月7日から予約販売をスタートし、正式な販売は、今年の1月6日からでした。
昨年11月27日に、白ワインの『ROSE SPUMANTE BRUT』『白騎士 CAVALIERE BIANCO』『CALDESE DI SAN MARINO』の3種類は既に南伊豆中木町の海底貯蔵庫に沈められていたので、『CAVALIERE ROSSO 紅騎士』はそれに遅れること約2ヶ月で、やっと海の底の眠りについたというわけです。
もちろん引き揚げは、すべて同じ2020年の6月3日。
引き揚げられたときは、ケージにびっしりと海藻がまとわり付き、中のワインが何なのか、なかなかわからない状態でしたが、『紅騎士』の赤いラベルは他のどのボトルよりも存在感をアピール。真っ先に見つけることができました。
石灰藻などの海での数ヶ月をアピールする付着物をまとっても、どことなく凛々しく、素晴らしいビジュアルでの帰還だったと思います。
未来への可能性を秘めた1本に
試飲は、4種類の海底ワインの最後に行われました。
懸念されたのは、他の3本より、沈めて熟成させた期間が2ヶ月ほど短かったということです。みなさんも御存知の通り、ワインの熟成は、その環境と時間によって変わります。特に、時間がポイントとなることは間違いありません。
オリジナルの『CAVALIERE ROSSO 紅騎士』と飲み比べてみて、ソムリエの方たちが一同に言った言葉が
「う〜ん、ちょうどこれからいい感じに熟成していく……そういう出来上がりだね」
でした。
『白騎士 CAVALIERE BIANCO』が、誰が飲んでもハッキリ違いがわかるくらい、まろやかに変化していたのに比べると、変化が少ないのですが、このまま2 ~3年おいてから飲むと、必ず海で眠っていた効果が現れ、とてつもなく美味しくなるだろう、とのことなのです。
白ワインに比べて赤ワインは熟成に時間がかかるというのも理由の一つ。
ということで、『海の紅騎士』に関しては、
あなたにとっての特別な日『いつかの未来』のために、
2年は寝かせてください。
というお願い付きでの販売となります。
もちろん、サンマリノにある高見沢俊彦さんのブドウ畑『Vigna di Takamiy』で収穫されたサンジョヴェーゼ100%のヴインテージワインなので、すぐに飲んでも間違いなく美味しいです。
しかし、海底で未知なる熟成の可能性を宿したワインとして、一緒にその日を待つのも素敵なのではないでしょうか。
『海の紅騎士 CAVALIERE ROSSO』 ¥13,000 限定24本 ご購入はこちらから▶▶▶
9月11日(金)12:00から発売を開始します。
『海の白騎士』は完売してしまいましたが、
『海底ワインROSE SPUMANTE BRUT』『海底ワインCALDESE DI SAN MARINO』はまだ在庫がございます。「オリジナルと飲み比べてみたら、かなりの熟成感があって驚きました」とのお声も頂戴しています。本数に限りがございますので、ご購入はお早めに!
★海底ワインの記事はこちら▶▶▶
★海底ワインTasting Reportはこちら▶▶▶
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