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高見沢俊彦さんがサンマリノ共和国よりナイトの勲章を授与されました!

Updated: Nov 22, 2022

かねてから『サンマリノ共和国友好アドバイザー』として、世界最古の共和国であり、戦争をしたことのない平和の小国・サンマリノ共和国と日本の文化交流の架け橋として活躍されていた、THE ALFEEの高見沢俊彦さんに、なんと!サンマリノ共和国からKNIGHT(騎士)の勲章が授与されました。



高見沢さんへの勲章の授与は、サンマリノ共和国で昨年の秋あたりから検討されていたとか。2017年の夏に、高見沢さんのソロデビュー25周年を記念した、Takamiyオリジナルワイン『Fantasia Spumante brut TAKAMIY』をサンマリノワインとコラボで作ったことや、テレビやラジオでサンマリノについての話をしてくださったことなど、サンマリノの文化を日本に伝えることに積極的に尽力されていることが、高く評価されたそうです。

また、THE ALFEEとして今年でデビュー45周年という、音楽に携わった長い歴史、今でも精力的にコンサート活動を続けているパワー、そして、昨年『音叉』で小説家という新たな分野にも活躍の場を広げていること、『大阪国際女子マラソン』のテーマ曲を31年間続けて担当したことに対するギネス認定など、様々な功績により、特定の分野で素晴らしい活躍をした者として認められました。サンマリノ共和国のこの勲章は、これまでに、イタリアを代表する女優のソフィア・ローレンさんや、元国連事務総長のパン・ギムン氏、イタリア共和国大統領ジョルジョ・ナポリターノ氏などが叙勲しています。

高見沢さんは昨年の2月に、TV番組の収録で初めてサンマリノ共和国を実際に訪れ、国会議事堂を見学した後文化省で文化大臣とお話をされ、国営ワイナリーでは盛大な歓迎を受けました。また、2014年に創健されたサンマリノ神社にまで足を延ばして、Takamiyワインを奉納するなど、サンマリノという国の文化を理解するための積極的な姿勢が話題となり、サンマリノ国内で知らない人はいないというほどの人気となっています。

今年に入って、2人の執政官、外務大臣、文化大臣、党首などから構成されたメンバーで会議が開かれ、正式に高見沢さんへの授与が決定されました。

3月3日にキャピタル東急ホテルで行われた授与式には、サンマリノ共和国からマルコ・ポデスキ文化大臣、マッティア・ロンキ政務官が来日し、ナイトの勲章と、公式なディプロマ(授与証明書)が高見沢さんに授与されました。


今回授与された勲章は、カトリックの国サンマリノで19世紀から正式に認定されている『聖アガタ騎士団勲章』の中の『Cavaliere ufficiare(カバリエーレ・ウフィチャーレ)』(Knight Officer)。左が、高見沢さんが叙勲されたものと同じ勲章です。(勲章展示会パンフレットより)

ランクとしては、5段階ある勲章の中の4番目にあたります。通常は最下位の5番目から授与されるものですが、1段階飛び越しての授与ということになります。

公式な場では上のリボンが付いたものを胸につけ、通常は、下の王冠がデザインされた徽章を付けるそうです。


『聖アガタ騎士団勲章』は、人道、科学、芸術文化の分野で、広くサンマリノに貢献した方々に、敬意と感謝の気持ちを贈るという意味をもったもので、国と国が理解し合うには、まずお互いの文化を知り、人を知ることがいちばんであるという考え方から来ています。「民主主義と自由への絶え間ない努力」「協力と奉仕への感謝」というサンマリノの誇りある精神を名誉として与えるわけです。

サンマリノ共和国のオフィシャルナイト(公的騎士の勲章の授与者)による様々な文化交流、意見や協力をとても尊重していることがわかります。

通常は、サンマリノの教会で授与されるものなのですが、文化大臣が自ら授与に来られるというのは異例中の異例。高見沢さんへの感謝の想いと、これからの活動への期待の大きさが感じられます。

今回の授与式で

「緊張して心拍数はMAXです。身に余る光栄なことですね。長くやってきて良かったなと思います。王子から騎士へ自分にとっては信じられないことですが、これからも小説と音楽の二刀流を続けて行きたいと思います」

と語った高見沢さん。ポデスキ大臣からの、是非サンマリノのリベルタ広場でコンサートを!というラブコールにも「いずれは実現させたいと思います」と前向きにコメントされていました。

今後も高見沢さんの、日本はもちろん、世界での活躍に目が離せません。







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